教員紹介


氏名 川島 秀樹 ( かわしま ひでき )
NAME Hideki Kawashima
職位 教授
学位 博士(経済学)
専門分野 経済学、情報学、医療経済学・医療政策
略歴 福岡県八女市生まれ。九州大学大学院経済学府経済工学専攻単位修得後、博士(経済学)の学位を取得(経済博甲第119号)。外資系IT企業を経て、内閣府認証NPO「子どもの命と心のネット長谷健顕彰会」理事、三菱総合研究所指導講師兼経済産業省委員等を歴任。また、内閣府国際共同研究プロジェクト(マクロ経済学,給付付き税額控除でプログラム作成支援)に参画した。平成20年4月より保健医療経営大学保健医療経営学部教授として赴任し、現在に至る。
主な業績 1.2018年4月、日本学術振興会の科学研究費助成事業(科研費)基盤研究(C)に研究代表者として採択される。研究期間は平成30年(2018)から平成34年(2022)までの5年間。研究課題は、「マルチエージェントモデルによる自治体病院の統合可否と人工知能評判分析の研究」。小区分は「医療管理学および医療系社会学関連」で、旧区分の医療経済学・医療政策の分野です。研究分担者は林勝裕(本学教授)、後藤浩士(本学准教授)、永石尚也(一橋大学講師)。

2.「地域のおける貧困老人問題と経済政策 - artisocによる人工社会シミュレーション -」,川島秀樹,日本地域学会,2017年10月。

3.「artisocによる人工社会の構築」,川島秀樹,保健医療経営大学紀要,第9号,pp.35~42, 2017年3月。

4. 「情報教育におけるデータベース環境の構築 -Access、MySQLからMariaDBまで-」,川島秀樹,保健医療経営大学紀要,第8号,pp.29~39, 2016年3月。

5. 「教育Linuxにおける情報セキュリティについて」,川島秀樹,保健医療経営大学紀要,第7号,pp.23~32, 2015年3月。

6. 「Linux環境構築による情報教育とシミュレーションへの応用」,川島秀樹,保健医療経営大学紀要,第6号,pp.1~8, 2014年3月。

7. 「デジタルプレゼンテーションにおける文書表現技法」,川島秀樹,保健医療経営大学紀要,第4号,pp.9~17,2012年3月。

8. 「デジタルプレゼンテーションにおける動画編集について」,川島秀樹,大学ICT推進協議会・年次大会論文集,pp.144~149,2011年12月。

9. 「プログラミング教育における構造化チャートの再評価」、川島秀樹、保健医療経営大学紀要、第3号、pp.17~22、2011年3月。

10. 「プログラミング(VB)授業の一考察」、川島秀樹、平成22年度情報教育研究集会公演論文集、pp.333~336、2010年12月。

11. 「マイクロシミュレーションにおける最適なシステム環境の再検討」、川島秀樹、保健医療経営大学紀要、第2号、pp.1~7、2010年3月。

12. 「日本版EITCの暫定試算」『人口減少社会におけるマクロ経済展望』、高山憲之・白石浩介・川島 秀樹、平成20年度内閣府国際共同研究、財団法人関西社会経済研究所、2009年3月。

13. 「動的マイクロシミュレーションの構築 - 個人・世帯のライフサイクルによる国民所得・年金分析と福祉需要分析 - (総括)」、川島秀樹、保健医療経営大学紀要、創刊号、pp.89~102、2009年1月。

14. 「動的マイクロシミュレーションの構築」、川島秀樹、九州大学博士学位論文P1~124、査読有、2008年2月。

15. 「動的マイクロシミュレーションにおけるコンピュータ・システム構築の基礎」、査読有、川島秀樹・白石浩介(一橋大学)、応用経済学会(於:長崎大学)P1~74、2007年6月。

16. 「動的マイクロシミュレーションの実装」、川島秀樹、招待講演、経済産業省第二回マイクロシミュレーション調査研究会P1~P60、経済産業省本館会議室、2006年12月。

17. 「地域の転入転出におけるマイクロシュミレーションの分析-福岡県久留米市事例-」、川島秀樹、九州経済学会年報第43集P57~64、査読有、2005年12月。

18. 「動的マイクロシミュレーションによる市民所得分析」、川島秀樹、応用ミクロ経済学レビュー2号、応用ミクロ経済学研究会P53~81、査読有、2005年11月。

19. 「マイクロシミュレーションにおける個人世帯のライフサイクル」、川島秀樹、査読有、現代経済学研究12号、『人的投資、所得格差、雇用の経済学』、勁草書房、西日本理論経済学会、P89~116、査読有、2005年9月。

20. 「地域老人介護需要、市民所得、公的年金におけるマイクロシミュレーション分析」、川島秀樹、日本地域学会 地域学研究vol.35 P573~594、査読有、2005年9月。

21. 「動的マイクロシミュレーションによる国民所得分析」、川島秀樹、情報処理学会論文誌(研究報告 )、第47回IS研究部会P17~24、査読有、2005年8月。

22. 「社会科学(経済工学)におけるマイクロシミュレーションの実装」、川島秀樹、第67回全国大会講演論文集(分冊4)、情報処理学会(電気通信大学)査読無、第4巻P335~336、2005年3月。

23. 『福岡県介護保険広域連合と市町村の特色ある福祉のまちづくり』、「動的マイクロシミュレーションによる福祉需要分析」、川島秀樹、久留米大学文学部介護福祉研究会論集特別寄稿P1~20、査読有、2005年2月。

24. 「久留米市老人介護需要の推測」、川島秀樹、九州経済学会年報第42集P45~51、査読有、2004年12月。
所属学会 1.人工知能学会
2. 情報処理学会
3. 日本地域学会&国際地域学会
(The Regional Science Association International : RSAI)
4. 日本経済政策学会
5. 日本応用経済学会
6. 大学ICT推進協議会
社会活動 1.久留米市民活動支援機構アドバイザー <久留米市役所委嘱機関>
2.内閣府認証NPO「子供の命と心のネット長谷健顕彰会」 理事
3.日本ユニシスグループ社会貢献クラブ「ユニハート」役員(設立委員/運営委員) 

<NPO育成指導・支援、盲導犬ボランティア活動等>
4.経済産業省 臨時委員 <経済産業省マイクロシミュレーション調査委員会>
5.三菱総合研究所政策・経済研究センター 指導講師
6.動的マイクロシュミレーション・プログラム開発 (Taxsim) 三菱総合研究所と共同著作権登録
7.内閣府国際共同研究「人口減少社会におけるマクロ経済展望」 研究協力者
担当科目 プログラミングA(Java)/プログラミングB(人工知能言語Python)/情報科学Ⅱ(データベース演習Access)/経済工学/経済学Ⅰ(ミクロ経済学)/経済学Ⅱ(マクロ経済学)/スキル開発Ⅰ/スキル開発Ⅱ
シーズ 政策シミュレーション分析
コメント 30年前の学生時代から、どうしたら国が豊かになれるのか、どのようにして国民一人一人が幸せになれるのかというマクロ経済学国民所得論の研究に没頭するようになりました。IT企業で培ったソフトウェア技術を駆使し、久留米市の福祉需要分析や地域市民所得分析、さらに全国の国民所得、年金、所得税、消費税を計算するマイクロシミュレーション・システム(keisim)を開発し、試算することができました。このプログラムをさらに発展させたものが、三菱総合研究所、経済産業省で試行され、この研究によって経済学の分野でコンピュータによる政策試行が具体的になりました。
 内閣府国際共同研究の国際会議発表会では、景気回復にIT推進が大きな効果をもたらすことが確認され、特に地域医療の分野に力をいれることを提案しました。さらに、ワーキングプア解消のためのEITC(Earned Income Tax Credit)制の導入効果を発表しました。この制度は、18歳未満の子供をもっているお母さんが働けば働くほど、給付つきの税額控除が行われ、子育てなどに配慮して中低所得者世帯の負担を軽減するものです。常に弱い立場の人や現場の人の声を聞き、経済における「社会の病気」を治したいと考えています。
 2017年から、地域の活性化を目的とする人工社会構築のシミュレーション(マルチエージェント分析artisoc)と人工知能の評判分析を行っています。この内容は、2018年4月に科研費で採択されました。
 最後に、保健医療経営大学に赴任して、学生を相手に自分の経験を活かして指導でき、学生の「夢の手助け」をすることにやりがいを感じています。学生たちがさまざまな問題を自分で考えて、動き出す。たとえ失敗しても、その成長過程をアドバイスすることができます。現実は厳しいことも多いですが、苦しみながらでも学生は、ひとつひとつコツコツと進むべき道を模索していきます。私にとって社会人になった学生の活躍をみるのが、大きな楽しみの一つであり、本学の学生たちが地域発展のために活躍できることを確信しています。
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