病院で実際の業務に従事する職場体験。学びのまとめとして、実践的な理解を深めます。
医療現場では、医師や看護師などの医療従事者が医療に専念できるように、組織をマネジメントできる人材が嘱望されています。施設実習では、医療の現場がどのように機能し人が関わって組織が動いているかを自らの体験を通して学ぶことができます。大学や教科書で学んだことを応用し、体感しながら自分の中で解決していきます。医療従事者の強い支えとなる人材の必要性・重要性を身近に感じることができ、進路選択を考える貴重な機会となります。
接遇・身だしなみから、医療事務・診療報酬請求、個人情報保護、DPCなどについて、病院の事務長を招くなどして実践的な事前学習を行います。また、実習病院や地域の状況について予め調査研究を行い、実習計画を作成します。
●実習先が決まったら、まずは実習病院のことを調べます。 ●地元での実習希望も可能な限り対応しています。 ●身だしなみや接遇マナーも大切です。 ●約15コマにわたり必要な知識・スキルを修得しておきます。
実習病院ごと数名ずつに分かれ、様々な事務系の部署において実習に従事します。 実習病院は、福岡県以外にもあり、毎年度、新規の実習病院を開拓しています。
●実習病院ごとに個別実習がスタートします。 ●授業で学んだことを肌で感じ取って、しっかりと自分の中で消化していきます。
担当教員の指導の下で、学生が実習報告書を作成し、教員・学生参加のもと、これを題材とした討論・研究を行います。
●担当教員のもとで、各自が報告書を作成します。 ●他の学生、教員が討論に参加する形でプレゼンテーションを行います。
施設経営コース 4年 福岡県 誠修高等学校出身 診療情報管理士取得 【目指す進路】病院勤務
病院実習では初めて病院という現場に行った時、専門用語が飛び交っていたので自分はまだまだ勉強不足なんだなと実感しました。その中で社会人としてのマナーなども含めて、医療の現場で働くということがどういうことかを学ぶことができました。
※実習先は地元の病院を希望することもできます。実習先が就職先になったケースもあります。