第二次世界大戦後に独立したアフリカ諸国はフランス語圏か英語圏かに大別できます。
宗主国(そうしゅこく)がフランスであったかイギリスであったかによりますが、それぞれの国の文化(特に食文化)は宗主国の影響を色濃く受けています。
宗主国は教育へも大きく関与してそれぞれの言語を広めていますので、思考傾向もおのずと宗主国に似てくるはずですが、自由や自立を重んじる宗主国の価値観に関しては、植民地の独立運動に火を付けないよう、民主主義教育が歪められていた可能性があります。
わが国は、アフリカ諸国が自立発展することを願って国際協力活動を展開していますが、援助国への依存心の強さ、オーナーシップの希薄さが難点となっています。
アフリカ諸国の人々は、こと自立の気概において、旧宗主国の人々の思考軸とはかけ離れているように感じます。
アフリカ諸国で腐敗した政権が長期化しがちなのも、「民主」思考が長く抑圧されてきたためでしょう。
近年の政変は、インターネット時代の到来により、旧宗主国の価値観が部分的抑圧なしに自由に流入できるようになったことのあらわれかもしれません。
英語圏の国(英語が広く使われている国)は80か国以上ありますが、多くはイギリスの旧植民地です。
英語圏であると同時に仏語圏でもある国もありますが、植民地支配の歴史を反映しています。
<ヨーロッパ>
イギリス、アイルランド、キプロス、マルタ
(イギリス自治領)
ガーンジー、ジブラルタル、ジャージー、マン島
<北米>
アメリカ合衆国、カナダ
<中南米>
アンティグア・バーブーダ、グレナダ、ジャマイカ、セントクリストファー・ネイビス、セントビンセント・グレナディーン、セントルシア、トリニダード・トバゴ、バハマ、バルバドス、ベリーズ、ガイアナ
(アメリカ自治領)
アメリカ領ヴァージン諸島
(イギリス自治領)
アンギラ、イギリス領ヴァージン諸島、ケイマン諸島、タークス・カイコス諸島、モントセラト、フォークランド諸島
<アジア>
インド、シンガポール、スリランカ、パキスタン、フィリピン、ブルネイ、マレーシア、レバノン、ドバイ(アラブ首長国連邦首長国)、香港(中国特別行政区)
(アメリカ自治領)
北マリアナ諸島、グアム
(オーストラリア自治領)
クリスマス島、ココス諸島
<アフリカ>
ウガンダ、ガーナ、カメルーン、ガンビア、ケニア、ザンビア、シエラレオネ、ジンバブエ、スーダン、スワジランド、セーシェル、タンザニア、ナイジェリア、ナミビア、ボツワナ、マダガスカル、マラウイ、南アフリカ共和国、モーリシャス、リベリア、ルワンダ、レソト
<オセアニア>
オーストラリア、キリバス、サモア、ソロモン諸島、ツバル、トンガ、ナウル、ニュージーランド、バヌアツ、パプアニューギニア、パラオ、フィジー、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦
(アメリカ自治領)
アメリカ領サモア
(イギリス自治領)
ピトケアン諸島、セントヘレナ、バミューダ諸島
(オーストラリア自治領)
ノーフォーク島
(ニュージーランド自治領)
クック諸島、トケラウ、ニウエ