保健医療の業務は人を相手にする業務です。
経営者いえども例外ではありません。
駆け出しの頃には日常的に患者応対がありますし、裏方に回っても医療従事者との接触は欠かせません。
帳簿とコンピュータを睨んでばかりでは経営はできません。
人材管理の「実際」としては、接遇の重要性を題材にしました。
身だしなみ
表情
態度・動作
言葉使い
気配り
学生たちには、これらの重要性について理解し、実践できる人材に育ってもらいたく思います。
しかし、「実際」は、これらだけでは足りません。
患者や医療従事者との応対で最も重要なことは、応答内容の正確さです。
現場では、窓口支払いのこと、公費負担医療の適用の可否、退院の見込み ・・・等々、様々な具体的な質問が寄せられます。
これらの質問に、ひとつたりとも、間違った答えをしてしまったら、どんなに愛想よく応対したとしても、組織全体の信頼は失墜します。
接遇の現場は、接遇研修で簡単に身に付くようなものでなく、日常的な学習を裏づけとした真剣勝負の場であることを理解してもらいたく思います。