医療施設は生存競争の時代に突入したといわれます。
赤字(収入より支出が多い)病院が増えています。
その状態が何年も続いたら、その病院は倒産します。
実際、毎年、どこかで病院が倒産しています。
この倒産は、「競争」に負けた結果でしょうか?
おそらく、どこかと「競争」している意識などないままに赤字経営に陥ったのではないかと思います。
企業間の「競争」は、それぞれの組織の経営改善を生み、提供商品の質の向上や顧客満足度の向上などの副産物が生まれます。
「競争」を経て新たな顧客層を開拓し、結果として共存共栄している例も数多く見られます。
真剣に「競争」をすれば、病院は医療サービスの質の向上や患者満足度の向上をアウトプットとした経営改善を余儀なくされるはずです。
そのような経営改善が実現できた病院は、きっと赤字体質から脱却できていることでしょう。
病院赤字の原因の多くは「競争」の結果ではないでしょう。
経営改善を怠り顧客から見放された企業は、競争するまでもなく脱落し、経営悪化の悪循環へと陥ってゆきます。