症状がない人を受診させるのは困難です。
健康診断で異常が発見され「要受診」と判定された人の大半が、翌年の健康診断までの間、受診を怠っている実態があります。
これでは何のために健康診断を行っているのかがわかりません。
昨年春から、特定健診(いわゆるメタボ健診)制度が始まりました。
この制度とペアになる制度として特定保健指導制度も始まりました。
特定健診で発見されたメタボリック症候群のリスクが高い人を放置しないために新たに始まった制度です。
このふたつの制度をうまく運用すれば、長期的には、総医療費抑制効果と地域内医療費保留効果(地域経済活性効果)の二つの成果を得ることができるはずです。
しかし、特定健診の受診率が、特に国保加入者において著しく低いという現実があります。
受診率を向上させないことには机上の空論となってしまいます。