水際対策「される」側(2)・・・麻疹

感染症に関して日本の最大の不名誉は、麻疹輸出国という汚名です。

WHOは麻疹排除に向かう段階を3つに区分しています。

第一段階:制圧(control)期;麻疹は恒常的に発生。麻疹患者の発生、死亡の減少を目指す時期

第二段階:集団発生予防(outbreak prevention)期;全体の発生を低く抑えつつ集団発生を防ぐことを目指す時期

最終段階:排除(elimination)期;国内伝播はほぼなくなり、根絶(eradication)に近い状態

 

世界の麻疹対策は着実に進展しています。

http://idsc.nih.go.jp/iasr/30/348/fr3481.html

アメリカ大陸、ヨーロッパ、南アフリカや中近東の一部など100か国以上は既に最終段階にあります。

アメリカの国内発生の大半は日本からの持ち込みです。

オセアニア諸国は第二段階です。

日本は第一段階に留まっています。

http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html

麻疹の感染力はインフルエンザよりはるかに強力なので、予防接種率の向上による免疫の壁が決め手です。

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