扶助費は市財政を破綻させるか(1)

扶助費とは、社会保障制度の一環として、現金・物品を問わず、対象者に対して支給される経費です。

いわば、社会保障施策の根幹を成す経費です。

みやま市の平成19年度一般会計歳出決算から、主な扶助費をピックアップしてみます。

 

生活保護費のうち扶助費             7億円

      (うち医療扶助費          4億7千万円)

障害者福祉費のうち扶助費            4億8千万円

児童措置費のうち扶助費             4億円

重度心身障害者医療対策費のうち扶助費(医療費) 1億5千万円

乳幼児医療対策費のうち扶助費(医療費)       4千万円

母子家庭等医療対策費のうち扶助費(医療費)     3千万円

 

たとえば生活保護扶助費には7億円の支出がありますが、そのうち5億2千万円は国庫からの収入で賄われます。

生活保護費の4分の3は国が負担する制度となっているためです。

その他の扶助費についても、国策として法律に基づいて支出される場合、国庫支出金が多くあてがわれます。

これらの扶助費は、みやま市民が現金あるいは物品の形で受け取るもので、財源の多くがみやま市の外から流入してくるものです。

※ 市が単独で行う扶助(例:敬老祭祝金)の場合は全額が市の負担です。

扶助費が多いことは、市にとって非常に得な気がするのですが、現実は、扶助費の増嵩にどの市町村も頭を痛めています。

一般会計に占める割合が高いため、予算額としても扶助費は十数億円のオーダーとなり突出します。

いくら国庫や県からの財源があるといっても、市の財源からの支出も億の単位となります。

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