封じ込め失敗事例

はしか(麻疹)も予防接種が対策の決め手となる感染症です。

アメリカでは予防接種の徹底により、2000年以降は海外からの輸入症例がほとんどで医学部の臨床実習症例が見つからないほどまでに患者数が激減しました。

かたや日本では、いまだに毎年推定十万人規模の患者発生があり、死亡例も毎年あります。

途上国も含め、ほとんどの国が着実に麻疹制圧に近づいている中、日本の麻疹の現状には目を覆いたくなります。

日本の失敗の原因は、予防接種率の低さと接種回数の少なさです。

2001年の大流行(患者数28万人)を契機として、2002年にはキャンペーンで1歳児の接種率が向上し、2006年からは接種回数を増やし、2008年からは接種機会も増やしていますが、いまだに日本は、麻疹の最大の輸出国との汚名を返上できずにいます。

2007年には麻疹の流行のため83の大学が休校しました。

2008年も相変わらずです。

http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/2008pdf/meas08-52-01.pdf

コメントは受け付けていません。