口蹄疫と日本経営

口蹄疫の発生で、日本は国際獣疫事務局(OIE)から「非清浄国」に認定されました。

和牛の主要輸出先であるベトナム、米国、シンガポール、マレーシア、カナダ、アラブ首長国連邦へは、「清浄国」であることが条件であるため輸出できなくなりました。

これらの国は牛肉の輸出額の8割を占めます。

清浄国へ復帰するためには、口蹄疫ウィルス汚染がなくなったことを証明しなければなりませんので時間がかかります。

ワクチンが接種された家畜が生存している限りは、それらの中にウィルスの保菌畜がいる可能性があるため清浄国とはみなされません。

清浄国へ復帰したとしても、これまでの取引国でのシェアが回復できるとは限りません。

清浄国へ復帰できなかった場合、清浄国でないことを理由に輸入を拒んできた国々から、安価な牛肉の輸入要請が強まります。

安価な牛肉の輸入は、日本の畜産業にとって壊滅的な経済的打撃となります。

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