介護保険の施設サービスについて解説します。
介護保険施設は、介護が必要な人が入所して、生活介護、機能訓練、療養援助を受けるところで、次の3種の施設があります。
①介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)
②介護老人保健施設、介護療養型老人保健施設
③介護療養型医療施設(療養病床、老人性認知症疾患療養病棟のうち指定を受けたところ)
利用できるのは要介護1~5の人です。
施設サービス費の9割は介護保険で給付され、1割が利用者負担となりますが、このほか食費、居住費、日常生活費の負担が求められます。
相対的に、食費、居住費、日常生活費の負担感が大きくなりますが、施設介護のほうが居宅介護よりも圧倒的に経済的に有利だということはなくなりました。
居住費は、多床室や従来型個室では安く、ユニット型の準個室・個室では高くなりますが、ユニットケア(居室のいくつかをひとつユニットとした家庭的なケア)の介護上の優位性から、介護報酬体系の施設サービス費はユニット型に手厚くなっており、介護保険の施設サービスは、今後はユニットケアを提供する施設が充実してゆきます。