医療法上に必置数の定めがないにかかわらず医療機関従事者数の14%(7人に1人)を占め、かつ、増加率も大きい職種があります。
事務職員です。
(総 数)(病 院)(一般診療所) (歯科診療所)
H20 H11 増数 増率 H20 H11 増率 H20 H11 増率 H20 H11 増率
事務職員 38.5 36.4 2.2 6% 16.3 15.1 8% 19.6 18.6 6% 2.7 2.8 -3%
(単位:万人)
一般企業では、経営が困難になった時に真っ先に整理されるのは事務職員です。
しかし医療経営の場合、度重なる制度変更や法規制に対応するため、むしろ事務体制を強化せざるを得ない状況です。
医療の経営危機は今後も叫ばれ続けますが、これ以上、事務職員を増やすことは許されないかもしれません。
事務職員は、他の医療従事者と異なり、国家資格で資質が担保されているわけではありません。
経営や医療制度に疎い事務職員がいくら増えても、医療経営はうまくゆきません。
これからは事務職員にも資質が求められる時代となるでしょう。