医療従事者総数は、平成11年から20年までの9年間で8万1千人増加していますが、職種ごとには増減があります。
最も増加数が多いのは看護師で、12万5千人の増、21%も増えています。
診療所の看護師は減少していますので、病院だけに着目すれば、25%の増です。
看護師が診療所から病院へシフトしています。
看護師を多く配置するほど入院医療の診療報酬が手厚くなる制度改定がなされたためでしょう。
逆に、最も減少数が大きいのは准看護師で、12万人も減っています。
病院でも診療所でも減っていますので、准看護師から(正)看護師へのシフトが加速していることのあらわれです。
看護師数と准看護師数を併せた数は、9年間で5千人、1%しか増えていません。
病院では9%の増ですが、一般診療所では26%も減っています。
看護業務の労働負荷は、病院では改善、診療所では悪化といえそうですが、どちらでも看護業務補助者が減っています。
病院でも診療報酬の増分程度しか、看護業務の負荷は軽減されていないかもしれません。
(総 数) (病 院) (一般診療所)
H20 H11 増数増率 H20 H11 増率 H20 H11 増率
看護師 72.2 59.7 12.5 21% 63.7 51.0 25% 8.5 8.7 -2%
准看護師 26.1 38.1 -12.0 -31% 17.1 23.1 -26% 9.0 14.9 -40%
(看護職計) 98.3 97.8 0.5 1% 80.8 74.0 9% 17.5 23.6 -26%
看護業務補助者 22.2 25.0 -2.9 -11% 19.0 20.4 -7% 3.2 4.6 -31%
(看護業務計)120.5 122.8 -2.3 -2% 99.8 94.5 6% 20.7 28.2 -27%
(単位:万人)