資格証明書世帯調査で無保険高校生数が多いとされた福岡県の市町村は、福岡市、北九州市、飯塚市、水巻町、太宰府市、宗像市でした。
国保の運営主体は市町村であり、滞納率も市町村ごとに異なります。
福岡県の滞納率ワースト10は次の通りでした。
世帯数 滞納世帯数 滞納率
嘉麻市 7,812 2,402 30.7%
香春町 2,154 602 27.9%
川崎町 3,290 863 26.2%
糸田町 1,680 437 26.0%
福岡市 216,408 53,536 24.7%
うきは市 5,114 1,260 24.6%
粕屋町 4,898 1,204 24.6%
行橋市 10,394 2,528 24.3%
新宮町 2,736 660 24.1%
久留米市 45,422 9,266 20.4%
無保険高校生数が多いとされた市町村は、必ずしも滞納率が高い市町村ではないようです。
水巻町も宗像市も10%未満です。
なお、滞納率が低い市町村は次の通りです。
久山町 1,119 54 4.8%
みやま市 6,408 304 4.7%
上毛町 1,249 50 4.0%
矢部村 324 12 3.7%
星野村 579 20 3.5%
ところで、滞納世帯への資格証明書の交付率が高い市町村は次の通りです。
世帯数 滞納世帯数 交付数 高校生数 滞納率 交付率
太宰府市 9,890 997 628 59 10.1% 63.0%
宗像市 13,029 908 565 55 7.0% 62.2%
直方市 9,312 894 487 25 9.6% 54.5%
水巻町 4,974 471 244 60 9.5% 51.8%
岡垣町 4,697 274 136 12 5.8% 49.6%
豊前市 4,374 329 130 3 7.5% 39.5%
中間市 8,049 683 238 11 8.5% 34.8%
広川町 2,839 226 76 0 8.0% 33.6%
飯塚市 20,428 3,627 1,137 62 17.8% 31.3%
北九州市161,666 22,315 6,830 249 13.8% 30.6%
宮若市 4,756 622 185 5 13.1% 29.7%
福岡市 216,408 53,536 14,334 439 24.7% 26.8%
資格証明書世帯を調査する手法ゆえに、結果として、資格証明書交付率が高い市町村で数多くの高校生がカウントされているようです。
福岡県は、人口が多い福岡市や北九州市での交付率が高かったため、全国調査の1割以上の高校生がカウントされてしまったものと思われます。
滞納率が高い市町村や他の都道府県には、資格証明書が交付されていない世帯に、相当数の高校生が無保険状態にあることが推定されます。