患者調査(1)

「平成20年患者調査」結果が発表されました。

患者調査というのは、10月の特定の調査日(平日)に病院や診療所を利用した患者の実態を調査するものです。

なお、退院患者の実態については、9月中に退院した患者を調査しています。

調査結果によると、調査日に全国の医療施設で受療した推計患者数は、入院139万人(病院133万人、診療所6万人)、外来687万人(病院173万人、診療所514万人)でした。

入院患者と入院患者数相当の外来患者を病院が受け持ち、そのほかの外来患者を診療所がしっかりと受け止めている日本の医療の姿が、全国統計を鳥瞰すると見えてきます。

ごく一部の病院だけを見て日本の医療を語ることの危うさがわかります。

75歳以上の患者は、入院65万人、外来159万人です。

入院患者の半数は後期高齢者であることがわかります。

後期高齢者の入院医療の診療報酬の抑制が全国の病院経営を直撃することが頷けます。

患者調査は3年おきに実施されています。

前回調査(平成17年)と比較すると、入院患者数も外来患者数も減少しています。

患者数が減少した理由は、国民全体が健康になったからなのか、受診が抑制されたからなのかはわかりません。

年齢別に見ると、75歳以上の患者数は増えていますが、他の年齢では減少しています。

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