社会保障制度概論(21)

<医療の需要と供給 2>

市場原理では、需要が多くて供給が少なければ価格が高くなり、需要が少なくて供給が多ければ価格が低くなります。

医療の場合は全国一律の公定価格が設定されていますので市場原理は働きませんが、大局的には、供給が需要に及ばない医療については、診療報酬が高く設定されて供給誘導がなされているので、市場原理とまったく無縁であるわけでもありません。

しかし、需要の絶対量が多い病態(長期療養など)については、むしろ供給をためらうほど低い診療報酬が設定されたりもしています。

なお、医療の需要と供給とひとことで言っても、医療にはいろんな要素があり、要素ごとに分析する必要があります。

 

○○病医療の需要と供給

○○科医師の需要と供給

急性期病床の需要と供給

療養病床の需要と供給

新薬の需要と供給

後発薬の需要と供給

看護師の需要と供給

薬剤師の需要と供給

救急医療の需要と供給

へき地医療の需要と供給

  ・・・

 

要素ごとに、需給バランスは様々です。

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