政権交代と医療(68)

協会けんぽも健保組合も国保も赤字です。

これらの赤字に対しては、蓄えを切り崩したり、税金で補填したりと、これまでは何とか凌いでこれましたが、限界が近づいてきています。

現実的な赤字解消策は、保険料を上げるか、支出を抑制するかしかありません。

保険料を上げることができなかったら、支出が抑制されます。

無い袖はどうしても振れないのです。

支出を抑制するというのは、医療機関からの診療報酬請求額を値切るということです。

すなわち、査定を厳しくし、理不尽な査定もどんどん行うということです。

診療報酬がどれだけプラス改定されても、支払いは財源の範囲内でしかできません。

プラス改定であればあるほど、査定はより厳しくなってゆきます。

プラス改定で糠喜びしても、結局は期待しただけの報酬が得られず赤字経営に転落するということになります。

医療機関も赤字が続くと経営破綻をきたします。

健康保険も医療機関も赤字が許されないという論理を突き詰めれば、医療への税金投入を増やし、さらに保険料を上げるしかありません。

そのためには景気を良くして、国民の税金や保険料の負担能力を高めるしかありません。

景気浮揚のためにはコンクリート(公共事業)も重要です。

コンクリートから人へ、というより、コンクリートで人へ、という着眼もしてほしく思います。

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