<財的資源の動向 1>
先々週、国立社会保障・人口問題研究所は平成19年度社会保障給付費を発表しました。
http://www.ipss.go.jp/ss-cost/j/kyuhuhi-h19/kyuuhu_h19.asp
社会保障給付費とはILO(国際労働機関)が定めた基準に基づき、社会保障や社会福祉等の社会保障制度を通じて、1年間に国民に給付される金銭またはサービスの合計額です。
平成19年度の社会保障給付費は91兆4305億円でした。
対前年度増加額は2兆3207億円(伸び率2.6%)でした。
国民1人当たりの社会保障給付費は71万5600円です。
社会保障給付費の対国民所得比は24.4%でした。
内訳は次の通りです。
年金:48兆2735億円(52.8%)
医療:28兆9462億円(31.7%)
福祉その他:14兆2107億円(15.5%)
対前年度伸び率が大きいのは「福祉その他」(3.9%)です。
介護対策の伸び(5.2%)が大きいためです。
「医療」の伸び率は3.0%でした。
「年金」の伸び率は2.0%でした。
高齢者関係給付費(年金保険給付費、老人医療給付費、老人福祉サービス給付費、高年齢雇用継続給付費の合計)は63兆5654億円で、社会保障給付費の69.5%を占めています。
社会保障財源は、管理費など給付費以外の支出財源も含め、100兆4289億円でした。
財源の56.6%は「保険料」で56兆8740億円です。