民主党政策集による心身医療の提供体制の整備についての記載です。
○不登校、引きこもり、摂食障害等、心の悩みや問題を抱える青少年に対する診療体制を整備
○乳幼児健診への専門スタッフの参加等を検討
○本人だけでなく一緒に悩んでいる家族に対しても支援
○カウンセリングの再評価を行い、カウンセラーの資格、診療報酬のあり方を見直し、薬剤治療を中心としなくとも適切な治療ができるようにする
専門的医療の提供体制整備が難しいのは、その領域の専門家を核として整備しなければならないのに、専門家が十分な数、存在していないところにあります。
数少ない青少年の心身医療の専門家は、既に青少年に対する心身医療に忙殺されています。
数少ない乳幼児の心身医療の専門家も、既に健診システムに組み込まれて引っぱりだこです。
心身医療のカウンセラーについても、薬剤治療に頼らずにカウンセリングで問題解決できるような資質の人材は限られています。
心身医療、カウンセリングは1人あたりに要する診療時間が長いので収益性が低く、診療報酬のあり方の見直しがなければ人材が増えないのかもしれませんが、この領域の専門性は長い経験によって培われるものなので、短期間で専門家を増やして体制整備することは困難です。